― 薬剤性ジスキネジア・パーキンソン症候群・首下がり症など ―
薬を服用している中で、
- 体が勝手に動く
- 意図しない動きが止まらない
- しびれや違和感、説明しづらい感覚が出てきた
このような症状が現れることがあります。
これらは、
薬の作用が神経系に影響した結果として起こる副作用
である場合があります。
代表的なものとして、
- 薬剤性ジスキネジア(不随意運動)
- 薬剤性パーキンソン症候群
- 首下がり症
- 痛み・しびれ・異常感覚
などが知られています。
よくみられる症状の例
薬の副作用としてみられる症状は多様で、
次のような形で現れることがあります。
- 口や舌、手足が勝手に動く
- 体を止めていられない、落ち着かない
- 首が前に垂れてしまう(首下がり症)
- 動作が遅くなる、こわばる(パーキンソン症候群様症状)
- むずむず、ピリピリ、ジンジンする異常感覚
- 痛みを伴う違和感
これらは単独で出ることもあれば、
複数が組み合わさって現れることもあります。
背景にあるきっかけや要因
このような症状の背景には、
- 長期間の薬の服用
- 薬の種類や量の変化
- 神経系に作用する薬の影響
などが関係していることがあります。
薬は本来、
症状を改善するために処方されますが、
その作用が神経の調整機構に影響することで、
意図しない反応が出てしまう場合があります。
注意点:自己判断で中止しないこと
ここでとても重要な点があります。
症状が出たからといって、
自己判断で薬を中止したり減らしたりしないでください。
- 急な中止で症状が悪化する
- 別の問題が生じる
といったリスクがあります。
必ず、
処方している医師と相談したうえで判断することが大切です。
このページは、
医療的な判断に置き換わるものではありません。
なぜ症状が長く残ったり、強く感じられることがあるのか
薬の副作用による症状は、
単純に薬だけが原因の場合は
薬を調整すれば落ち着くことが多いですが
なかには薬を調整しても
すぐに消えなかったり、さまざまな症状に拡がる
場合があります。
その背景には、
- 神経が過敏な状態で固定されてしまう
- 不随意運動や異常感覚が繰り返されることで、
神経回路が「その状態」を学習してしまう - 不安や緊張が重なり、症状が強調される
といった要因が考えられます。
このような状態は、
中枢性感作症候群(CSS) の考え方で
整理できる場合もあります。
👉
原因が薬剤であっても、
その後の 神経の反応の持続 が
症状の感じ方に影響していることがあります。
症状への向き合い方
薬の副作用が疑われる場合、
- 原因を一つに決めつけない
- 医療と対立しない
- 体全体の負担を下げる視点を持つ
ことが大切です。
不随意運動や異常感覚は、
「我慢すればいい」「気の持ちよう」ではなく、
神経の反応として実際に起きているものです。
当院での考え方とサポート
ペレス・テラキ治療室では、
- 医療機関での治療を尊重しつつ
- 神経の過敏さ
- 体の緊張やバランス
- 不安やストレスの影響
といった点を含めて、
全体を整えていく視点を大切にしています。
薬をやめることや変更することを
目的とするのではなく、
今ある状態の負担を少しでも下げる
ことを目標としています。
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※ 症状の現れ方や組み合わせは人それぞれ異なります。
※ 該当する内容を参考としてご覧ください。
ひとりで抱え込まずに
薬の副作用が関係しているかもしれない症状は、
「誰に相談すればいいのか分からない」
と感じやすいものです。
整理できる視点を持つことで、
不安が少し軽くなることもあります。
ペレス・テラキ治療室では、
お話を丁寧に伺いながら、
今より少しでも楽になる道を一緒に探していきます。
この記事の要点
検査では異常がないと言われたのに、
痛みやしびれ、違和感が続く場合、
体のどこかが壊れているというより、
「神経の感じ方そのもの」が過敏になっていることがあります。
こうした状態を理解する考え方のひとつが、
中枢性感作症候群(CSS)です。
CSSは診断名というより、
慢性痛や原因不明症状に共通してみられる
神経系の反応パターンを説明する概念です。
▶ 中枢性感作症候群(CSS)とは?
原因不明の痛み・しびれ・異常感覚との向き合い方
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