顔や口の痛み・しびれが続くのはなぜ?原因と向き合い方

「口の中や舌がずっとヒリヒリしている」
「顔に風や髪が触れるだけで痛い」
「歯や歯ぐきに異常はないのに痛い」
「気にしすぎ」と言われるが、本当に痛い

このような顔や口の痛み・しびれに悩んでいる方は少なくありません。

原因がはっきりしないまま長く続くと、
不安やストレスも大きくなってしまいます。


顔・口の痛みでよくみられる症状

  • 舌のヒリヒリ感、灼熱感(舌痛症)
  • 顔や顎に走る鋭い痛み(三叉神経痛)
  • 口の中の異物感、しびれ
  • 食事や会話で悪化する違和感
  • 目の奥に重い痛みやズキズキする痛み

考えられる主な原因

  • 三叉神経など顔の神経の刺激・過敏
  • 帯状疱疹やヘルペス感染の後遺症
  • 歯科治療後の神経トラブル
  • ストレスや自律神経の乱れ
  • 中枢性感作(神経の過敏さ)

まずは病院での検査を

顔や口の中に痛みや違和感が続く場合は、

  • 三叉神経痛、舌咽神経痛
  • 脳の疾患
  • 帯状疱疹やヘルペス、その他の感染症
  • 循環器疾患

などを医療機関で確認することが大切です。

検査で異常がないと言われた場合

舌痛症などでは、

  • 血液検査
  • 画像検査
  • 歯科的検査

で異常が見つからないことも多くあります。

これは「気のせい」ではなく、
神経が過敏になり、刺激を強く感じてしまう状態
と考えられています。


神経の過敏さという視点

顔や口は神経が密集しており、
過敏になると小さな刺激でも強く感じやすい部位です。

中枢性感作(CSS)の考え方では、

  • 刺激が増幅される
  • 痛みが長く続く
  • 安静でも違和感が出る

といった特徴が説明できます。


当院が大切にしている向き合い方

当院では、

  • 強すぎる刺激を避ける
  • 顔・首・顎・全身の緊張をやさしくゆるめる
  • 脳や神経の過敏さを落ち着かせる
  • 自律神経がバランスをとれる状態をつくる

ことを大切にしています。

当院でおこなっている遠絡療法
脳や神経の中枢や
自律神経のはたらきを整えることで
症状を和らげていく治療法です。

「痛みを消す」ことだけでなく、
痛みをうまくコントロールして安定できるようにする
という考え方で向き合っています。


まとめ

顔や口の痛み・しびれは、
神経の仕組みとして説明できる症状です。

しかしながら
自分だけで対処できることには限界があり、
どうしても無理を重ねてしまいがちです。

ひとりで抱え込まず、
できれば周囲の協力を得ながら、
少しずつ負担を減らす道を一緒に考えていきましょう。


この記事の要点

原因がはっきりしない症状が続くと、
「自分だけがおかしいのでは」と
不安になる方も少なくありません。

こうした症状は、
気のせいではなく、
体と神経の反応として説明できる場合があります。

中枢性感作症候群(CSS)は、
慢性痛や異常感覚に共通する
神経系の過敏さを理解するための考え方です。

中枢性感作症候群(CSS)とは?
原因不明の痛み・しびれ・異常感覚との向き合い方

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