慢性疲労症候群/筋痛性脳脊髄炎(ME/CFS)とは?鉛のような倦怠感や睡眠障害との向き合いかた

「朝から起き上がれないほど疲れている」
「少し動いただけで、翌日以降に体調が大きく崩れる」
「眠れない日が毎日続いて疲れが回復しない」
「頭に霧がかかっているようで集中できない」

このような状態が長く続いている場合、
**慢性疲労症候群/筋痛性脳脊髄炎(ME/CFS)**と呼ばれる状態が
関係している可能性があります。

ME/CFSは、
見た目や検査では分かりにくく、
周囲に理解されにくい疾患のひとつです。


慢性疲労症候群(ME/CFS)とは

ME/CFSは、

  • 6か月以上続く強い疲労
  • 休息しても回復しない
  • 日常生活が大きく制限される

ことを特徴とする状態です。

特に重要なのが、

労作後の体調悪化(PEM:Post-Exertional Malaise)

です。


労作後悪化(PEM)とは

PEMとは、

  • 少し動いた
  • 会話した
  • 頭を使った

といった以前なら問題にならなかった活動のあとに、

  • 強い疲労
  • 痛み
  • 頭が働かない
  • 発熱感や動悸

などが、数時間〜数日遅れて悪化する状態です。


なぜ「回復できない」のか

ME/CFSでは、

体力がないのではなく、
回復する仕組みそのものがうまく働いていない

と考えられています。

その背景には、

  • 神経系の過敏さ
  • 自律神経の調整障害
  • 免疫反応の乱れ
  • 中枢性感作(CSS)

などが複雑に関与しているとされています。


まずは病院での検査が必要です

ME/CFSを考える前に、

  • 内分泌疾患
  • 感染症
  • 膠原病
  • 心疾患・呼吸器疾患

などを医療機関で除外することが不可欠です。


検査で異常がないと言われた方へ

検査で異常がなくても、

  • 疲労が強い
  • 生活が制限されている
  • 努力では回復しない

という事実は変わりません。

このような場合、

神経回路が「回復より警戒を優先する状態」になっている

可能性があります。


当院が大切にしている向き合い方

ペレス・テラキ治療室では、

  • 無理に頑張らせない
  • 悪化を防ぐ(PEMを起こさない)
  • 脳や神経のアンバランスを少しずつ整える
  • 神経回路が回復する力を補う

ことを重視しています。

当院でおこなっている遠絡療法は、
脳や自律神経のはたらきを
やさしく補っていく治療法です。

バランスを整えながら、
少しずつ無理なく回復を促していきます。


まとめ

ME/CFSは、

  • 気のせい
  • 甘え
  • 体力不足

ではありません。

回復できない状態として説明できる症状です。
安全を確認したうえで、
一緒に向き合う道を探していきましょう。


この記事の要点

原因がはっきりしない症状が続くと、
「自分だけがおかしいのでは」と
不安になる方も少なくありません。

こうした症状は、
気のせいではなく、
体と神経の反応として説明できる場合があります。

中枢性感作症候群(CSS)は、
慢性痛や異常感覚に共通する
神経系の過敏さを理解するための考え方です。

中枢性感作症候群(CSS)とは?
原因不明の痛み・しびれ・異常感覚との向き合い方

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