中枢性感作症候群(CSS)

中枢性感作症候群(CSS:Central Sensitization Syndrome)は、
体に大きな異常が見つからないにもかかわらず、痛み・しびれ・違和感・不快感が強く続く状態を説明する考え方です。

CSSでは、

  • 小さな刺激でも強く感じる

  • 痛みや不快感が長く残る

  • 症状が一か所にとどまらず広がる

  • 日によって強くなったり弱くなったりする

といった特徴がみられます。

この背景には、
痛みや感覚を処理する脳や神経の回路が過敏になり、ブレーキが効きにくくなっている状態があると考えられています。

CSSは病名というより、
線維筋痛症、慢性疲労症候群(ME/CFS)、CRPS、神経痛、むずむず脚症候群、持続性性喚起症候群(PGAD)など、
さまざまな慢性症状を一本の軸で理解するための共通の枠組みです。

このカテゴリーでは、

  • なぜ検査で異常がないのに症状がつらいのか

  • 神経の「入力・処理・出力」の過敏さとは何か

  • 刺激を減らすことがなぜ大切なのか

  • 症状とどう向き合っていけばよいのか

といった点を、
専門用語をできるだけ避けながら解説しています。

原因不明と言われて行き場を失っている方が、
ご自身の状態を理解する手がかりとして役立てていただければ幸いです。

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