神経痛は治る?なかなか良くならない痛みの考え方と対策

  • この痛みは一生続くのでしょうか?
  • 痛みとうまく付き合っていくように言われました…
  • 神経痛はどんどん悪くなっていきますか?

神経痛でご相談に来られる方から、多くいただく質問です。

神経痛は痛みが強く、いつ終わるのかわからないことも多いため、不安になってしまうのは自然なことです。


「治る・治らない」だけでは答えられないことがあります

神経痛は原因や経過によって大きく異なります。

例えば、

  • 帯状疱疹やヘルペスの後に残る神経痛
  • 三叉神経痛
  • 手術後に残る神経痛
  • 椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症による神経痛
  • 原因がはっきりしない慢性的な神経痛

では、経過も治療法も同じではありません。

そのため、

「神経痛は必ず治ります」

あるいは

「治りません」

と断言できないのが実際のところです。


少しずつ改善していく方は少なくありません

慢性的な神経痛では、

ある日突然すべての症状がなくなるというよりも、

  • 痛みが出る時間が短くなる
  • 痛みの強さが少しずつ軽くなる
  • 気にならない時間が増える
  • 生活の幅が広がる

という形で和らいでいく方に
変化していく方を多く見かけます。

こうした変化も大切な回復の一つです。


神経痛が長引く理由

神経痛が続く背景には、

神経そのものの変化だけでなく、
神経が過敏な状態になったまま戻らないということがあります。

さらに症状が長引くと、

脳や脊髄の痛みを感じる仕組みも敏感になり、
ちょっとした痛みでも強く感じるようになることがあります。

このような痛みの感じ方の変化は

中枢性感作(CSS)

として研究が進められています。


不安やストレスも症状に影響することがあります

神経痛があると、

  • また痛くなるのでは…
  • どんどん悪化しているのでは…

と心配になることがあります。

すると、

痛みを何度も確認したり、
症状のことを考えている時間が増えます。

これは意志が弱いからではなく、
身体を守ろうとする脳の自然な反応です。

しかしながら、これがストレスになって
痛みの悪循環の要因のひとつになってしまいます。


改善する人に共通していること

もちろん経過には個人差がありますが、
改善していく方には共通してみられることがあります。

症状だけで一日を評価しない

  • 今日も痛みが6点だった
  • 今日はしびれもあった
  • 今日は違う場所も痛かった
  • 今日も寝ているとき以外は痛みを感じていた

だけではなく、

  • 今日はすこし散歩ができた
  • 近くのお店まで買い物に行けた
  • 少し友人と話せて楽しかった

など、一日の中で少しでもできたことなど
日常生活の小さな変化にも目を向けています。


症状を理解しようとしている

痛みを怖がるだけではなく、

  • 神経や脳の仕組みを理解しようとする
  • 自分の症状を少し客観的に見てみる
  • 自分の治癒力や回復力が働きやすいようにする

少し落ち着いて俯瞰してみることで
必要以上の不安が少しずつ和らぐ方もいます。


焦らず小さな変化を積み重ねる

神経痛は波があることも少なくありません。

一時的に痛みが強くなる日があっても、

長い目で変化を見ていくことが大切です。


生活を少しずつ取り戻している

趣味や仕事、散歩、人との交流など、

症状以外に意識が向く時間が少しずつ増えていくことで、

生活全体が広がっていくことがあります。


回復とは人生を取り戻していくこと

神経痛の回復は、「元通りに治って痛みがゼロになること」だけではありません。

痛みがあっても、

  • 以前より外出できる
  • 好きなことを楽しめる
  • 笑える時間が増える
  • 忘れている時間が出てくる

そのような変化が、

回復の大切な一歩です。


小さなできることから始めましょう

神経痛は見た目ではわかりにくく、
職場や家族でさえも理解してもらいにくい症状です。

不安や孤独を感じる方も少なくありません。

まずは、

  • 一人で抱え込まずに相談する
  • ずっとこのまま続くわけではない
  • すこし時間はかかっても改善していく可能性はある

というように考えるようにしてみてはいかがでしょうか。

まずは思い出した時だけでも大丈夫です。
少しずつでも回復の方向に進んでいきましょう。


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ひとりで抱えずに相談ください

長く続く症状は、

  • 周囲に理解されにくい
  • 説明しにくい
  • 不安になりやすい

という特徴があり、
心身ともにとてもストレスが大きい苦しみです。

同じようなお悩みの方は少なくありません。

当院では、

  • 原因不明の慢性痛
  • 長引くしびれや違和感
  • 神経の過敏状態と考えられる症状

についてのご相談を受けています。

「これも関係あるのかな?」という内容でも
お気軽にご相談ください。

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