最近では、
- NHKの特集
- 医療記事
- 脳科学者の解説
- YouTube
- 書籍
などで、
👉 DMN(デフォルト・モード・ネットワーク)
という言葉を目にすることがあります。
慢性痛や不安、自律神経との関係について紹介されることもあり、
気になって調べている方もいるかもしれません。
DMNとは何でしょうか?
DMNとは簡単にいうと、
👉 「自分自身について考えている時に働く脳のネットワーク」
です。
例えば、
- 過去を思い出す
- 将来を考える
- 自分の体調を気にする
- 悩み事を考える
- 一人でぼんやりする
そんな時に働きやすいことが知られています。
本来はとても大切な働きです
DMNというと、
悪いもののように紹介されることがあります。
しかし実際には、
DMNは人間にとって非常に大切な機能です。
例えば、
- 自分を振り返る
- 人生について考える
- 反省する
- 将来の計画を立てる
- 他人の気持ちを想像する
こうした働きにも関係しています。
つまり、
DMNは
👉 「人間らしさを支える神経回路」
とも言えるのです。
慢性的な症状ではDMNが働きすぎることがあります
問題になるのは、
DMNそのものではありません。
慢性的な痛みやしびれでは、
脳が症状を監視し続ける状態になることがあります。
例えば、
痛み
↓
気になる
↓
大丈夫だろうか
↓
また確認する
↓
さらに気になる
という流れです。
するとDMNが症状に関する情報を繰り返し処理し続け、
症状が頭から離れにくくなることがあります。
症状のことばかり考えてしまうのは意志が弱いからではありません
患者さんから、
👉 「考えないようにしているのに考えてしまう」
👉 「気にしすぎだと言われる」
というお話を聞くことがあります。
しかし、
これは意志が弱いからではありません。
脳が
👉 「身体を守ろう」
として、
症状へ注意を向けている結果でもあります。
趣味や仕事に集中している時はどうでしょう?
前の記事でもお話ししたように、
- 趣味
- 仕事
- 会話
- 運動
- 旅行
などに集中している時は、
症状を忘れていることがあります。
これは、
症状が消えたわけではなく、
脳の注意が別の方向へ向いているためです。
つまり、
DMNだけではなく、
別の脳のネットワークが働いている状態とも考えられます。
DMNは「症状監視モード」と考えるとわかりやすいかもしれません
もちろんDMNには様々な働きがあります。
しかし慢性症状の説明では、
👉 「自分の内側へ意識が向いている状態」
として理解するとわかりやすいかもしれません。
症状がある時は、
どうしても身体の変化が気になります。
その結果、
DMNが活発になり、
症状を監視する時間が長くなってしまうことがあります。
回復とはDMNを消すことではありません
ここは非常に大切です。
回復とは、
👉 DMNをなくすこと
ではありません。
DMNは人間に必要な機能です。
大切なのは、
- 症状を考える時間
- 趣味や生活を楽しむ時間
のバランスです。
症状だけで一日が終わるのではなく、
生活の中に症状以外の時間が少しずつ増えていく。
それも回復に向かう一つの過程です。
少しずつ注意の向きを広げていく
慢性的な症状では、
症状へ注意が集中しやすくなります。
しかし、
- 散歩
- 趣味
- 会話
- 読書
- 仕事
- 運動
など、
外の世界へ意識を向ける時間が増えることで、
脳の働き方も少しずつ変化していく可能性があります。
すぐに外に気を向けられなくても焦る必要はありません。
まずは、
👉 「脳が身体を守ろうとしているんだな」
と考えていたわるようにしてみてください。
少しずつでも、
👉 自分の思考や症状を客観的に見ることができるようになります。

関連記事
▶ 趣味や仕事に集中している時は症状が気にならないことがある
▶ 回復モードとは?TPNと生活参加の考え方
▶ 神経が過敏とは?
ひとりで抱えずに相談ください
長く続く症状は、
- 周囲に理解されにくい
- 説明しにくい
- 不安になりやすい
という特徴があり、
心身ともにとてもストレスが大きい苦しみです。
同じようなお悩みの方は少なくありません。
当院では、
- 原因不明の慢性痛
- 長引くしびれや違和感
- 神経の過敏状態と考えられる症状
についてのご相談を受けています。
「これも関係あるのかな?」という内容でも
お気軽にご相談ください。
▶ ご相談・ご予約はこちら
LINE公式アカウント:
https://lin.ee/VmNlqB6
公式ホームページ:
https://painlesslife.jp
▶ ツボ押しセルフケア(youtube動画)
https://www.youtube.com/@painless-therapyroom

コメント