- 虫歯はないと言われた
- レントゲンでも異常なし
- 治療しても良くならない
- 歯や歯茎がジンジン・ズキズキする
- どこが悪いのかわからない
- 気にしすぎと言われてしまう
このような症状で悩まれている方は少なくありません。
まず確認しておきたい大切なこと
歯の痛みには👇
- 虫歯
- 歯周病
- 神経の炎症
- 副鼻腔炎
- 噛み合わせの問題
など、歯科での確認が必要な原因もあります。
そのため、まずは歯科・口腔外科での確認が大切です。
「異常なし」なのに痛みがある理由
検査で異常が見つからなくても👇
👉 神経や筋肉、感じ方の変化
によって痛みが出ることがあります。
つまり、
👉 「異常なし」=何も起きていない
ではありません。
考えられる主な原因
① 神経の過敏状態
歯や口の周囲には、多くの神経があります。
その神経が敏感になると👇
- ジンジン
- ピリピリ
- ズキズキ
といった症状が出ることがあります。
よくある特徴
- 冷たいものに敏感
- 何もしていなくても気になる
- 日によって変わる
② 筋肉の緊張(食いしばり・顎の緊張)
顔や顎まわりの筋肉が緊張すると、
歯が痛いように感じることがあります。
例
- 食いしばり
- 歯ぎしり
- 顎のこわばり
👉 実際には歯ではなく、
👉 周囲の筋肉や神経が関係しているケースです。
③ 関連痛(別の場所からの痛み)
痛みは、別の場所の影響を
「歯の痛み」として感じることがあります。
例
- 顎関節
- 顔の筋肉
- 首や肩の緊張
- 三叉神経の過敏状態
👉 原因と感じる場所が一致しないことがあります。
④ ストレスや自律神経の影響
歯の痛みは👇
- 緊張
- 不安
- 疲れ
- 睡眠不足
などでも強くなることがあります。
ストレスが続くと👇
- 神経が敏感になる
- 食いしばりが増える
- 痛みに意識が向きやすくなる
ことがあります。
👉 関連記事
▶ ストレスで痛みが強くなる理由
⑤ 痛覚変調性疼痛(感じ方の変化)
痛みが長引くと👇
- 神経が敏感になる
- 脳が痛みを強く感じやすくなる
ことがあります。
👉 この状態を
痛覚変調性疼痛
と呼ぶことがあります。
👉 関連記事
▶ 痛覚変調性疼痛とは?
非定型歯痛(原因不明の歯の痛み)
検査では異常がないのに👇
- 歯が痛い
- 治療しても改善しない
- 場所が変わる
場合、
👉 非定型歯痛
と呼ばれることがあります。
これは、
👉 神経の過敏状態
👉 感じ方の変化
が関係していると考えられています。
よくある特徴
- 日によって変わる
- ストレスで悪化する
- 食事中は気になりにくい
- 痛む場所が変わることがある
どう考えればよいか
大切なのは👇
👉 「異常なし=気のせい」ではない
👉 「歯を削れば治る」とも限らない
ということです。
日常でできること
■食いしばりを減らす
- 力を抜く
- 顎を休める
■緊張をゆるめる
- 深呼吸
- 睡眠
- リラックス
■確認しすぎない
- 舌や指で触り続けない
- 鏡を何度も見すぎない
👉 「神経が安心できる状態」を増やすことが大切です。
ひとりで抱えずに相談ください
このような症状は、
「気のせい」や「心の問題」だけではありません。
神経の過敏さとして説明できる症状です。
しかしながら
「気にしすぎ」「心の問題」などと言われやすく、
孤独に我慢してしまいがちです。
ひとりで抱え込まず、
できれば周囲の協力を得ながら、
少しずつ負担を減らす道を一緒に考えていきましょう。
この症状について、もう少し整理したい方へ
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
このページの内容は、
**あくまで「考え方のひとつ」**です。
症状の現れ方やつらさは、
一人ひとり異なります。
痛みが長く続くと、
気持ちの面でもつらくなってしまうことがあります。
ひとりで抱え込まず、整理するところから始めてみてください。
関連記事
・👉 この症状の全体像について
→ 顔や口の痛み・しびれが続くのはなぜ?原因と向き合い方
・👉 原因がみつからないのに長引く痛みやしびれ、異常感覚の考え方
→ 中枢性感作症候群(CSS)とは?
ご相談について
当院では、
- いきなり施術を勧めることはありません
- 「治します」と断言することもしません
まずは、
**「どういう状態か」「何に困っているか」**を
一緒に整理するところから始めています。
「相談だけ」「情報を聞きたいだけ」でも大丈夫です。
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